見す見す
みすみす
副詞頻度ランク #38539 · 青空 120 例
標準
before one's own eyes
文例 · 用例
彼等をシベリアへよこした者は、彼等がこういう風に雪の上で死ぬことを知りつつ見す見すよこしたのだ。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
見す見す傷つき倒れる。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
中にもその家の親子二人、子はまだ六つになるならず、母親とてもその大飢渇に、どこから食を得るでなし、もうあすあすに二人もろとも見す見す餓死を待ったのぢゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
中にもその家の親子二人、子はまだ六つになるならず、母親とてもその大飢渇に、どこから食を得るでなし、もうあすあすに二人もろとも見す見す餓死を待ったのじゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
さあ、居合せましたもの総立になって、床下まで覗きましたが、どれも札をつけて預りました穿物ばかり、それらしいのもござりませぬで、希有じゃと申出しますと、いや案内に立った唯今の女は、見す見す廊下をさきへ立って参ったというて、蒼くなって震えまするわ。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
三十九 例の、その幻の雨とは悟ったものの、見す見すひやりとして濡るるのは、笠なしに山寺から豆腐買いに里へ遣られた、小僧の時より辛いので、堪りかねて、蚊帳の裾を引被いで出たが、さてどこを居所とも定まらぬ一夜の宿。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
それは全く将軍を思う余りの過慮から出たに相違無いが、見す見す振飛ばされると分ってながら一押し押して見たところに、外記は外記だけの所存が有ったのであろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
」「ところが、見す見す敗けるという方に附く者は今の世――何時の世にも少いでござりましょう。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
作例 · 標準
彼は見す見すチャンスを逃してしまった。
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大雨の中、見す見す彼を見捨てることはできなかった。
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「見す見す負けるわけにはいかない!最後まで諦めずに戦おう。」
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