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人後

じんご
名詞副詞
1
標準
behind others
文例 · 用例
けれども、小生と雖も、貴兄の幸福な結婚を望んでいる事に於いては人後に落ちないつもりだ。
太宰治 佳日 青空文庫
彼は一人後ろになって歩いていた。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
しつかりした、さかり場の女中らしいのが、もう一人後についてゐる。
泉鏡太郎 露宿 青空文庫
鶴雄もジュリアン・ソレルを自分に擬し、ジュリアンのような生き方に憧れることにかけては、人後に落ちなかった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
僕だって、マルクスやレーニンに関心を持つことは敢て人後に落ちないつもりですからな。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
もとより自分は孫先生を尊敬し、その三民五憲の説に共感している事においてもあえて人後に落ちぬつもりであるが、しかし、その三民主義の民族、民権、民生の説の中で、自分には民生の箇条が最も理解が容易であった。
太宰治 惜別 青空文庫
人中に出ることをひどく恥ずかしがるくせに、自らを高しとする点では決して人後に落ちない彼の性癖が、才能の不足を他人の前にも自らの前にも曝し出すかも知れない第一の生き方を自然に拒んだのでもあろう。
中島敦 狼疾記 青空文庫
むろん無理な註文も多いに違いないが、それでも自分の註文に嵌まった本格探偵小説を憧憬れ望んでいる事は決して人後に落ちないつもりである。
夢野久作 探偵小説漫想 青空文庫
作例 · 標準
会議では、皆が遠慮して発言をためらう中、彼だけは「人後」れを取らずに意見を述べた。
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人後」に控えるように、彼は静かにその場を見守っていた。
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人後」に回っても構わない、という覚悟で彼女はプロジェクトを引き受けた。
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