天狗道
てんぐどう
名詞
標準
world of the tengu
文例 · 用例
天狗道にも三熱の苦悩、髪が乱れ、色が蒼ざめ、胸が痩せて手足が細れば、谷川を浴びると旧の通り、それこそ水が垂るばかり、招けば活きた魚も来る、睨めば美しい木の実も落つる、袖を翳せば雨も降るなり、眉を開けば風も吹くぞよ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
天狗道にも三|熱の苦悩、髪が乱れ、色が蒼ざめ、胸が痩せて手足が細れば、谷川を浴びると旧の通、其こそ水が垂るばかり、招けば活きた魚も来る、睨めば美しい木の実も落つる、袖を翳せば雨も降なり、眉を開けば風も吹くぞよ。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
その代り正体もなかなか見せませぬので、草になったり木になったり、土百姓に化けたり、旅僧の姿をしたりして、方々の小天狗共を凹ませては、大天狗道に入らせようと努力しております。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
先ず天狗道の開山として、天孫を導き奉った猿田彦の尊の流れとしては、鞍馬山の大僧正が何といっても日本天狗道の管長格でありましょう。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
天狗道へでも堕ちたかして、飲もうとする茶が火になった。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
或いは智弁学問ある法師の増上慢が、しばしば生きながら天狗道に身を落さしめたという話もある。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
作例 · 標準
修験道の行者は、天狗道に入って厳しい修行を積むと信じられていた。
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彼の顔つきは、まるで天狗道から来た者のようだった。
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天狗道は、人里離れた深山幽谷にあると言われている。
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