下味
したあじ
名詞
標準
seasoning of food
文例 · 用例
下味原町から電車に乗り、千日前で降りると、赤玉のムーラン・ルージュが見えた。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
瞳を勝山通のアパートまで送って行き、アパートの入口でお帰りと言われて、すごすご帰る道すうどんをたべ、殆んど一文無しになって、下味原の家まで歩いて帰った。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
水役が傳馬役以外の雜役を意味することは、その後、福井縣下味見の高島正氏といふ人から貰つた便りで一層判明するやうになつた。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
津田は仕方なしに、ひとり下味い食麺麭をにちゃにちゃ噛んだ。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
しかし「叔父さんの御意見は」とこっちから問い返した時の彼は、もうその気下味い関を通り越していた。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
ふとした拍子からそんな気下味い思いを一二度経験した後で、そこに気をつけ出したお延は、そのほかにまだ、富裕な自分の身内を自慢らしく吹聴したがる女と夫から解釈される不快を避けなければならない理由もあったので、お時にもかねてその旨を言い含めておいたのである。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
ことに嫂に気下味い事をいうのは、直接兄に当るよりもなお悪いと思って、平生から慎しんでいた。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
作例 · 標準
その家系は、子孫代々、地域の名士として尊敬されてきた。
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この伝統は、子孫代々、大切に受け継がれていくことでしょう。
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祖父は、子孫代々が幸せに暮らせるよう、常に祈っていた。
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