左袒
さたん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
friendship
文例 · 用例
「いき」に左袒する者は 〔amour-gou^t〕の淡い空気のうちで蕨を摘んで生きる解脱に達していなければならぬ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
秦火以後に諸子は復活したが墨子は其の學統さへ全く絶えて、終に晉の代の魯勝が出るまでは少くも墨子に左袒する氣味の人が無かつたのであるから、今更判然と考定する事の出來ぬのも自然の數である。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
しかし、直覚があるからと言つて、常識を踏み躙つて了ふ人達には私は左袒しない。
— 田山録弥 『エンジンの響』 青空文庫
「この事に關する以上、僕はお父さんに左袒します。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
私は「ラモナ」だけしか見ないが、無条件に天然色映画の左袒者になれると思う。
— 戸坂潤 『『唯研ニュース』』 青空文庫
志賀直哉に向って、日本の知性を押し潰そうとしている力に左袒しているといったならば、彼はどんなに意外に思うであろう。
— 宮本百合子 『前進的な勢力の結集』 青空文庫
しかし後にはこれに左袒するものも多くなって、順承が聴納しようとした。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
吾に左袒する者は、檄の至るを待ち、叡山に来会せよ。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
作例 · 標準
困難な状況にある友人に、彼は左袒してくれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は不正を働く上司に左袒せず、正義を貫いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
議論の中で、彼女は常に弱者の側に左袒する傾向がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash