御構い
おかまい
名詞
標準
文例 · 用例
」「そういう料簡だから、お前、南町御構いになるんだわ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
もう御構い下さいますな……」「あんまり、旨いものじゃない。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
又四郎その他の者はすべて御構い無しと申渡された。
— 岡本椅堂 『黄八丈の小袖』 青空文庫
これから先はもう僕一人でやりますから、どうか御構いなく」と云って、しきりに頭を下げた。
— 夏目漱石 『坑夫』 青空文庫
「いえもう御構い下さいますな。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
私なんざどんなになっても御構いなすっちゃ下さらないのでしょう」「このてっか味噌は非常に辛いな。
— 夏目漱石 『野分』 青空文庫
何卒御構いなく御話し下さいませ。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
「こういう田舎で御座いますから、何にも御構い申すことが出来ません」 とお雪は、子供を抱きながら、取寄せたものを持運んで来た。
— 島崎藤村 『家(上巻)』 青空文庫