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名詞
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標準
文例 · 用例
かつは罰し、かつは賞し、雲の無軌道、このようなポオズだけの化け物、盗みも、この大人物の悪に較べて、さしつかえなし、殺人でさえ許されるいまの世、けれども、もっとも悪い、とうてい改の見込みなき白昼の大盗、十万百万証拠の紙幣を、つい鼻のさきに突きつけられてさえ、ほう、たくさんあるのう、奉納金かね?
太宰治 創生記 青空文庫
文彦は悪人ながらも男爵の死を悼んで杉田とともに月界に手厚く葬り、その上に紀念碑を建てて其後一週間ばかりその地に止って、博士のやや元気を回復するを待ち、博士、東助、及び主人の死後改の意を表して服従した平三と各々二人ずつ二個の飛行船に分乗して地球に向って出発したのである。
押川春浪 月世界競争探検 青空文庫
故に若しお勢さえ、天は荒れても地は老ても、海は枯れても石は爛れても、文三がこの上どんなに零落しても、母親がこの後どんな言を云い出しても、決してその初の志をめないと定ッていれば、叔母が面を脹らしても眼を剥出しても、それしきの事なら忍びもなる。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
クララは改者のように啜泣きながら、棚らしいものの上に組み合せた腕の間に顔を埋めた。
有島武郎 クララの出家 青空文庫
事の仔細はもれなく本紙の探知したる所なれども、改の余地を与えんため、しばらく発表を見合わせおくべし。
有島武郎 或る女 青空文庫
もし五十川のおばさんがほんとうに自分の改を望んでいてくれるなら、その記事の中止なり訂正なりを、夫田川の手を経てさせる事はできるはずなのだ。
有島武郎 或る女 青空文庫
しかし当時の優善の態度には、まだ真に改したものとは看做しにくい所があった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
貞固は先ず優善が改の状を見届けて、然る後に入塾せしめるといって、優善と妻|鉄とを自邸に引き取り、二階に住わせた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫