指間
しかん
名詞名詞-の形容詞
標準
between the fingers (of the hand)
文例 · 用例
が、それにも不拘、夫人の指間に盛上って来るあの乳白色の果肉の上には、現場で発見したものと全く同じ様な左巻の皮が嘲ける様にとぐろを巻いているじゃないか。
— 大阪圭吉 『花束の虫』 青空文庫
鎌倉の宿を立った朝、彼は自分の指間や腕首や肱に、小さいイボのようなぶつぶつがいくつもできているのを知った。
— 菊池寛 『船医の立場』 青空文庫
知者は三千里外にその臭を避け、昧者は一弾|指間にその毒に中る。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
大げさにいえば、顔を撫でると、ぼろぼろと指間からこぼれ落ちそうな気配で、眉毛にも跳びかかる。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
柩を閉ぢるに当つて、この誓紙を遺体の指間にはさませたが、さて、終つてのち宿所へ戻つて、遺体の状態を筆録しようと試みたが、ただ感涙が溢れるばかりで、どうしても文を成すことができない。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
ダイヤの指輪が彼女の指間にある原因が解り、私の生涯のあひだにつひに二十萬圓の指輪が買へなかつたことが、私に天くだる美女のゐなかつた原因であることを知つた。
— 室生犀星 『巷の子』 青空文庫
それを見て少しかんがえていた半七は、ふところから鼻紙の畳んだのを出して、その頭を又軽く押えると、蛇は物に恐れるように首をすくませて、蒲団の上へおとなしく首を垂れてしまった。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
「毎月|二十日だそうですが、今月は師匠が風邪を引いたとかいうんで休みましたよ」「二十日というとおとといだな」と、半七は少しかんがえた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
手を洗うときは、指間の汚れも忘れずに擦り合わせるようにしよう。
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水虫の菌が指間に繁殖してしまい、夜も眠れないほど強い痒みがある。
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指間の水かきのような部分を切開し、指の可動域を広げる手術をした。
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標準
between the toes
作例 · 標準
サンダルを長時間履いていたせいで、足の指間が靴擦れしてしまった。
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指間の湿気を取るために、通気性の良いシルクの五本指ソックスを履く。
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彼は足の指間にコインを挟んで器用に操る、驚くべき芸を披露した。
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