元から
もとから
副詞
標準
originally
文例 · 用例
要太郎の指をさす通りにグサ/\と下駄の踏み込む畔を伝って土手へ上ると、精の足元からまた一羽飛び出して高く舞い上がった。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
此處の湯元から湧き出す湯の量は中々豐富らしい。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
元から余り気に入らない。
— リルケ Rainer Maria Rilke 『白』 青空文庫
『若しやお前が‥‥‥』と、さう疑ひ返した時、また私の眼にはあの貞雄君の、呉に去つてから久しく私達の家を訪れない貞雄君の顏が、私がお前のいとこ達の中で一番好きだつた、あの快活な、懷しい微笑を口元から絶やさない貞雄君の、あのあの淺黒い顏が浮んで來たのだ。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
それは象のように膨大した片腕を根元から切り落とすのであった。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
よく見ると右の腕はつけ元からなくて洋服の袖は空しくだらりと下がっている。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
そして考えれば考えるほど、今まで安心だとばかり思っていた色々の知識の根柢が、脚元からぐらついて来るような気がした。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
黄金色の皮に、青味がさして来るまで樹にならしてある夏蜜柑をトシエは親元からちぎって来た。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
作例 · 標準
「彼は元から才能があったわけじゃなく、努力でここまで来たんだ」
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この建物は、元からあった古い民家をリノベーションしたものだ。
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喧嘩の理由は、元からあった些細な誤解が積み重なったものだった。
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