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二言

ふたこと
名詞頻度ランク #37048 · 青空 632
1
標準
two words
文例 · 用例
汽車が東京を出発してから、二言三言言ひかはしたばかりである此の男は、節野と云つて、外国語学校の夜学で知合ひになつた男である。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
そして赤坊の唾液で濡れた拑子を指先で挟んで持つてゐながら、母親が子供を揺りながら泣いたり、その子の瞳を見入つて一言二言狂気のやうに云つたりするのを「そんなにして俺が何が出来るものか」と思つて立つてゐた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
所が一日、予告もなく府庁の学務課から参観に来て、校長には二言三言だけ普通の話をして立去つた。
中原中也 校長 青空文庫
岩石の大崩れがあって、左の方に石を囲んだ坊主小舎がある、小舎の中は未だ雪が多くて、泊まることは出来そうもない、鍋が一枚蔵してあった、冠君は既に槍ヶ岳登りを終られて、雪を辷り落ちるようにして、下りて来られた、二言三言話を交えて、さっさと下りて行かれる。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
知ってる顔と見えて、案内者は薄明りに、二言三言挨拶をして行き過ぎる。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
僕がよい加減なことを一言二言いうと、お増はいきなり僕の手をとって、も少しこっちへきてここへ腰を掛けなさいまアと言いつつ、藁を積んである所へ自分も腰をかけて僕にも掛けさせた。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
しかしN君が一言二言問答したら、それでよかったと見えてそのまま階段を上がって行った。
寺田寅彦 議会の印象 青空文庫
壇上の人が下りると、上壇に椅子へ腰かけた人、これが議長だそうであるが、この人が何か一言二言述べると、左の方の議員席からいきなり一人立上がって大きな声でわめき立てた。
寺田寅彦 議会の印象 青空文庫
2
標準
repetition