唆る
そそる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #27018 · 青空 363 例
標準
to excite
文例 · 用例
狭苦しい銀子の家も、二階の見晴らしがよくなり、雨のふる春の日などは緑の髪に似た柳が煙り、残りの浅黄桜が、行く春の哀愁を唆るのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
しかし西洋人の嗜好品であるアスパラガスを写生して送つて、西洋人の食慾を唆るやうに描ける作家が幾人ゐるかちよつと疑問だ。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
馬の脚元に花を散らしたものは観る者の感傷性を唆るだけで、テーマの上では甘い。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
そう此方で思われないこともないからね……」と、雄吉は河野の憤慨を唆るように、自分自身興奮してしまった。
— 菊池寛 『神の如く弱し』 青空文庫
編輯局へ入つても、兎角私のフフンと云ふ氣持を唆る樣な話が出る。
— 石川啄木 『菊池君』 青空文庫
編輯局へ入つても、兎角私のフフンと云ふ気持を唆る様な話が出る。
— 石川啄木 『菊池君』 青空文庫
歌の句が断々に、混雑つて、唆るやうに耳の底に甦る。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
――殊にも此夜の智恵子は、思ふ人と共にゐる楽しみと、体内の病苦と、唆る様な素朴な烈しい恋の歌と、そして、何がなき頼りなさに心が乱れて、その沈んで行く気持を強い太鼓の響に掻乱される様に感じながら、踊りには左程の興もなく、心持眉を顰めては、眤と月を仰いでゐた。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
作例 · 標準
新しいプロジェクトは、彼の挑戦意欲を強くそそるものだった。
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このミステリー小説は、読者の好奇心をそそる巧妙な仕掛けが満載だ。
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食欲をそそる香ばしい匂いが、レストランから漂ってきた。
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