川面
かわも異読 かわづら・かわつら
名詞頻度ランク #39328 · 青空 230 例
標準
river surface
文例 · 用例
(F・O)S=川端 川面に垂れ下った柳。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
川上はだいぶ降ったと見えて、放水路の川面は赭土色を増してふくれ上った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
この辺りは荒川西より東に流れて、北の岸は卑湿の地なるまゝいと荒れたれば、自然の趣きありて、初夏の新蘆栄ゆる頃、晩秋の風の音に力入りて聞ゆる折などは、川面の眺めいとをかしく、花紅葉のほかの好き風情あり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
堤の上はそよ吹く風あれど、川面は漣だに立たず、澄み渡る大空の影を映して水の面は鏡のやう。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
入江に近くにつれて川幅次第に廣く、月は川面に其清光を涵し、左右の堤は次第に遠ざかり、顧れば川上は既に靄にかくれて、舟は何時しか入江に入つて居るのである。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
それは川面の漣波に、蘆荻のそよぎに、昼顔の花に、鳥のさえずりに、ボロ服とボロ靴にあるのではないか。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
たとえば極貧を現わすために水道の止まった流しに猫の眠っている画面を出すとか、放免された囚人の歓喜を現わすのに春の雪解けの川面を出すとか、よしやそれほどの技巧は用いないまでも、とにかく文学的の言葉をいわゆるフォトジェニックなフィルミッシな表現に翻訳しなければならない。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
そして何んということもなくそこに佇んで川面を眺めやった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
作例 · 標準
夕日が川面に映り込み、あたり一面が茜色に染まった。
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ボートが滑るように川面を進んでいく。
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風のない穏やかな日、川面は鏡のように周囲の景色を映していた。
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川面に揺れる木々の影を見ていると、心が落ち着く。
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ウィキペディア曖昧さ回避
川面(かわづら、かわも、かわもて)は、日本の地名。
かわづら
- 川面 (鴻巣市) — 埼玉県鴻巣市。
- 大川面 (鴨川市) — 千葉県鴨川市。
- 川面町 (富田林市) — 大阪府富田林市。
かわもて
- 川面町 (豊田市) — 愛知県豊田市。
出典: 川面 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0