のっけ
のっけ
名詞頻度ランク #23471 · 青空 101 例
標準
the very start
文例 · 用例
と、土方風の男が一人縄で何かガラガラ引きずりながら引っぱって来るのを見ると、一枚の焼けトタンの上に二尺角くらいの氷塊をのっけたのを何となく得意げに引きずって行くのであった。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
大衆はのっけに打ってかかってもいいようなものの、昭青年の意気込みには、鯉魚と答える一筋の奥に、男が女一人を全面的に庇って立った死物狂いの力が籠っています。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
目くされ金じゃ、のっけから真平だ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
伯母の夫は、足駄をはいて、両手に一俵ずつ四斗俵を鷲掴みにさげて歩いたり、肩の上へ同時に三俵の米俵をのっけて、河にかけられた細い、ひわ/\する板橋を渡ったりする力持ちだった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
」 と云う、嗄がれた中に痰の交じった、冷飯に砂利を噛む、心持の悪い声で、のっけに先ず一つくらわせた。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 とのっけに云う。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
そしてどっこいといふ風に荷馬車にのっけてあたりをじっと見まはした。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
」と欣七郎が、のっけに快活に砕けて出て、「疑いなしだ、一等賞。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
作例 · 標準
物語のっけから、予期せぬ展開に引き込まれた。
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会議のっけに、社長から重大な発表があった。
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「え、のっけからそんなこと言うの?」
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