奉納金
ほうのうきん
表現
標準
votive offering of money
文例 · 用例
」 「何処のってお前、金毘羅様と言やァ、讃岐の金毘羅様に決ってるじゃねえか」 「矢ッ張り、あの讃岐の……驚いたね、どうも」 「此の親譲りの五字忠吉と奉納金百五十両、此奴を俺の代りに金毘羅様へ納めて来て呉れ」 「へい……?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
式部はそれを薄々承知のうえで、いろいろの口実を設けて少なからぬ奉納金を幾たびも巻きあげた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
かつは罰し、かつは賞し、雲の無軌道、このようなポオズだけの化け物、盗みも、この大人物の悪に較べて、さしつかえなし、殺人でさえ許されるいまの世、けれども、もっとも悪い、とうてい改悛の見込みなき白昼の大盗、十万百万証拠の紙幣を、つい鼻のさきに突きつけられてさえ、ほう、たくさんあるのう、奉納金かね?
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
しかるにエルサレム神殿の境内はあたかも近代イタリー国内におけるヴァチカン宮のごとく、行政上特殊区域として一種の治外法権を認められ、神殿への奉納金はもっぱらユダヤ貨幣をもってすべしとの慣習が守られていました。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
たとえばカイザルが神殿に犠牲を献げ、奉納金を納めることを禁止したりとせよ。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
奉納金を禁ぜられても、神を礼拝することはできる。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
年中品川へ網打ちにばかり出て、金を撒き餌に、雑魚をすくって、欣しがっているかと思うと、神田祭に、巨額な奉納金をして、花車の上で馬鹿踊りをやって、大得意な奴がある。
— 吉川英治 『田崎草雲とその子』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、家族の健康を願って、神社にささやかな奉納金をした。
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祭りの運営資金として、各地から多くの奉納金が集まった。
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「この奉納金が、神社の維持管理に役立てられます。」
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