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雅馴

がじゅん
名詞形容動詞
1
標準
refined (prose, etc.)
文例 · 用例
故に史記はそれを取るについて、雅馴といふことを主として取つた。
――史記より清初まで―― 支那史學史概要 青空文庫
初めわたくしは松陰が文を撰ぶに当つて、文字を雅馴ならしめむとして改めたものかと疑つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
保守的な支那人は、かかる雅馴ならざる熟字を排斥せんと計畫したこともあるが、すべて無效であつた。
桑原隲藏 東洋史上より觀たる明治時代の發展 青空文庫
序文は文章|雅馴ならずして、間々欧文を直訳せる如き語法を交へ、一見その伴天連たる西人の手になりしやを疑はしむ。
芥川龍之介 奉教人の死 青空文庫
もし原文の平易雅馴なる筆致にして、甚しく毀損せらるる事なからんか、予の幸甚とする所なりと云爾。
芥川龍之介 奉教人の死 青空文庫
だがさう言ふ事を重ねて行つてる間に、地方的言語の総体感が、幾分づゝか雅馴なものになつて行つたことだけは疑はれない。
折口信夫 「さうや さかいに」 青空文庫
支那は所謂文字の國であつて、文章に用ゐる語は雅馴を以て主とする。
狩野直喜 支那近世の國粹主義 青空文庫
即ち第一は卑俗にして雅馴ならざるもので國體、國魂、膨脹、舞臺、代表等である、第二は支那でも從來使はないことはないが、意義が違ふもので犧牲、社會、影響、機關、組織、運動等は是である。
狩野直喜 支那近世の國粹主義 青空文庫
作例 · 標準
彼の書く文章は、常に雅馴な表現で読者を魅了する。
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その歌人は、雅馴な言葉遣いで和歌を詠むことで知られている。
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昔の貴族の会話は、現代人には理解しがたいほど雅馴だったと聞く。
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雅馴な趣のある庭園で、静かに茶を嗜んだ。
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