噛み分ける
かみわける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to taste
文例 · 用例
夜が明けたら里へ下りてお延にきっぱり自分を諦めるように話そう――新九郎には、まだ淫婦の中年の恋が、どんなに執拗で強いものか、それを充分噛み分ける経験はなかった。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫
そして又五郎の言葉をいろいろかみわけるように、膝の上へ手を揃えてじっと聞きいった。
— 山本周五郎 『おれの女房』 青空文庫
作例 · 標準
じっくりと時間をかけて煮込まれたソースの複雑な味わいを、一口ずつ噛み分ける。
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祖父が最後に遺した言葉の重みを、親となった今、ようやく噛み分けられるようになった。
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旅先で出会った人々の情愛を噛み分けながら、一人静かに帰路についた。
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この古典文学は、一字一句を噛み分けるようにして、ゆっくりと読み進めたい。
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