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坦々

たんたん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
level
文例 · 用例
蹌踉めくままに静もりを保ち、聊か儀文めいた心地をもつてわれはわが怠惰を諫める、寒月の下をゆきながら、陽気で坦々として、しかも己を売らないことをと、わが魂の願ふことであつた!
中原中也 寒い夜の自我像 青空文庫
陽気で、坦々として、而も己を売らないことをと、わが魂の願ふことであつた!
中原中也 山羊の歌 青空文庫
いつも坦々たる道路なのに、その日は掘り起した泥と雨との為にぬかつてゐた。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
そのあいだに、いま私の歩いている此の道が、六尺ほどの幅で、坦々とつづいている。
太宰治 猿ヶ島 青空文庫
」と記されてあるが、それから約百五十年、地下の南谿を今日この坦々たるコンクリート道路をバスに乗せて通らせたならば、呆然たるさまにて首をひねり、或いは、こぞの雪いまいづこなどといふ嘆を発するかも知れない。
太宰治 津軽 青空文庫
若し一路坦々砥の如く、而も春風に吹かれ、良馬に跨つて旅行するならば、努力は無い樣なものの、全部の旅行がさうばかりは行かぬ。
幸田露伴 努力論 青空文庫
學をなすも亦然りで、學問の道もおのづから大門があり、正道があつて、師は之を教へ、世は之を示し、先づ坦々蕩々たる大道路を行かしめて、而して後人々の志すところに到らしめんとして居るのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
那須野が原へかかつて雨煙が野を籠めて路に塵も無く、一路坦々、砥の如く平らかに矢の如く直くして、目地遙かに人影を見ざる中を、可なりの速力で駛らせると、恰も活動寫眞を觀るが如くに遠くの小さな物が忽ち中位になり、大きくなつて、そして飛ぶやうに背後へ、抛げ遣るが如くに過ぎ失せてしまふのも一種の快味がある。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
作例 · 標準
新しい道路は坦々とどこまでも伸び、運転しやすい。
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庭を坦々とならし、芝生を敷く準備を進めた。
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この地域は坦々とした地形が特徴で、自転車での移動に適している。
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2
標準
uneventful
作例 · 標準
病から回復してからは、坦々とした毎日を送っています。
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彼の人生は波瀾万丈だったが、晩年は坦々と穏やかな日々だった。
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「最近どう?」「うん、まあ坦々とした毎日だよ。」
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