好々爺
こうこうや
名詞
標準
good-natured old man
文例 · 用例
先生は一面非常に強情なようでもあったが、また一面には実に素直に人の言う事を受けいれる好々爺らしいところもあった。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
」 と遣りそうな、串戯ものの好々爺の風がある。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
同宿、いや、同室一人、誓願寺詣の老人、好きな好々爺だつた、いづれ不幸な人の一人だらう!
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
案外、好々爺で、おうよく来たね、と目を細めて、いやいや、そんな筈はない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
当主である清太郎の父の理兵衛は放縦な好々爺である。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その時、大柄ののっぽうの、それでいていつも棗のような顔をして眼の細い、何か脱俗している好々爺が著て来たのがこれであった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
さうして恐らく服部氏は故人の意外に好々爺であつたに驚いたであらう。
— 長塚節 『記憶のまゝ』 青空文庫
ただ相も変らぬ芸無し猿、天才的な平凡児として持って生まれた天性を、あたり憚らず発揮しつくしながら悠々たる好々爺として、今日まで生き残って御座る。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
近所のおじいさんは、いつも笑顔で子供たちを見守る好々爺だ。
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彼は好々爺として、孫たちに昔話をたくさん聞かせてくれた。
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あの好々爺は、地域の人々に慕われている。
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