荒布
あらめ異読 アラメ
名詞
標準
arame (species of kelp, Eisenia bicyclis)
文例 · 用例
鎧橋下の上流、思案橋親父橋下を過ぎて堀留に至る一支、荒布橋中橋下を経て同じく堀留に至る。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
だから私は「荒布橋」の冒頭に出てくる燕の飛ぶ様子や、「夷講」の酒宴の有様を叙するくだりに出会った時、大変驚ろいたのです。
— 夏目漱石 『木下杢太郎著『唐草表紙』序』 青空文庫
「荒布橋」とか、「岡田君の日記」とか、「六月の夜」の一部分とかになると、其所に手荒で変に不調和なものが露われているようです。
— 夏目漱石 『木下杢太郎著『唐草表紙』序』 青空文庫
荒布が靡き、大きな朱色の蟹が匍い、貝が光る。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
」 おお、そうして、昆布を、貝類を、鮭を、荒布を、雲丹を、すけとうだら、樺太|鱒を。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
江戸橋、荒布橋、青い燈が点く……向うの屋根に、株の風見がくるくるまはる。
— 北原白秋 『とんぼの眼玉』 青空文庫
家の前面の緑地の周囲に、椰子の葉や、荒布で囲われた仮小舎が並び、大きな矩形の三方に土人達が部落別に集まっている。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
人家のない岩蔭に、波が砂を洗って、海松や荒布を打ち上げているところがあった。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒布について考えている。
荒布という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒布の意味を理解している。
この文には荒布が含まれている。