語内
ごない
名詞
標準
文例 · 用例
新しい言語内容に関して外国語をそのまま用いればなるほど一番世話はない。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
文法は僅か十六則で、語根が一千語内外、それはあの「世界語」の終に載せた字書に残らず収まつてゐるから、あの字書さへあれば、十六則の文法を便りにして、一寸本も読めれば、会話も出来、手紙もかける、格別研究する必要もない位のものだ。
— 二葉亭四迷 『エスペラントの話』 青空文庫
普通の小説は平均八万語内外のものが多い(日本文に翻訳すると約二十万字見当である)。
— 平林初之輔 『商品としての近代小説』 青空文庫
人間と霊物とで、言語内容の感じ方の喰ひ違ふ話は、民譚の上では、諷諭・教訓・懲罰・笑話と言ふ側へ傾いて行つて居る。
— 魂と姿との関係 『小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)』 青空文庫
楽しい会合今野大力叔母に伯父山の人々尋ね来て語り合う久方の話さても又十年前の物語内地のことその山その川その家すべて今ならば夢か知らね柿の木も桑の木も背戸の林も表の山も美しい思い出の国母もまた我を背負いて渡り来し松前のなぞえの山をおぼろげにおもい出でしか語り明す夜はうれしも
— 今野大力 『楽しい会合』 青空文庫