墨字
すみじ
名詞
標準
printed characters (as opposed to Braille)
文例 · 用例
潜戸の傍にかけた大きな板には墨字で尹主事と書かれている。
— 金史良 『尹主事』 青空文庫
若い時でさえそれでございましたから、今日になりましてはましてどこを頼みにして行く所がございましょう」 こんな話をするので、ますますみじめに見える髭男であった。
— 椎が本 『源氏物語』 青空文庫
テレーギン 皆さん、おやすみじゃないか。
— ДЯДЯ ВАНЯ 『ワーニャ伯父さん』 青空文庫
そして、それから先には一歩も進むことができず、相変わらず恭一から手紙が来ないのが気になり、またそれを反省しては、ますますみじめな気持ちになるばかりだったのである。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
おもえばおふたりが御えんぐみをあそばしてから、ことしで足かけ六ねんと申すみじかいおんちぎりでござります。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
意にまかせて伴われてゆくと、外記は湖畔の本陣に泊りを定め、通るとまず、「風呂は」 と、自分で訊ねながら、すぐ自分で打ち消して、「いや、尊公はもう、野天風呂でおすみじゃな。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
視覚障害のある友人のために、点字の資料を墨字に翻訳した。
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この教科書は、点字と墨字が併記されているので一緒に勉強できる。
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普段は音声で情報を得ているが、大切な手紙はやはり墨字で読みたい。
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ウィキペディア
墨字(すみじ)とは、紙に印刷または書かれた文字のこと。特に、視覚障害者の使用する「点字」に対して、点字ではない文字のことを指す。盲人が墨字の文章を読むためには点訳、音訳などが必要になる。
出典: 墨字 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0