禍津日神
まがつひのかみ異読 まがついのかみ
名詞
標準
god who causes calamities
文例 · 用例
眼の前にたゞ、もさ/\と味もないようにご飯を食べているこの葛岡という青年も、また考えてみれば、このわたくしの禍津日神が安宅先生のつむじ曲りに手伝ってこんな中途半端な人間にしてしまったものらしくあります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたくしはこゝにもわたくしの中なる性悪な禍津日神を見出します。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
禍ひを下す神を、大禍津日神・八十禍津日神といひ、神官は嫌うてゐるが、実は大切な神なのである。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
誤りがあつた場合に、その誤りを指摘するのが、大禍津日神である。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
其を、対句式に表現した結果、その性格に分裂を起して、八十禍津日神と言うた。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
誤りの無いやうに、直して貰はねばならない其神が、大直日神・神直日神であつて、神道では、別々の神のやうに考へてゐるが、此は調子をとる為の、対句から発生したものである事は、禍津日神におけると同様である。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
若し其がないならば、禍津日神・直日神の出て来る訣がない。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
禍津日神・直日神の対照は、実際は時代的に解釈が変つて来た処から出た呪言の神であつたのだ。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
作例 · 標準
古来より、禍津日神は災厄をもたらす神として畏れられてきた。
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この神話では、禍津日神は天変地異を引き起こす存在として描かれている。
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人々は、禍津日神の怒りを鎮めるために、供物を捧げた。
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標準
evil gods (who cause sin, etc.)
作例 · 標準
この物語では、多くの禍津日神が人間の欲望に付け込む。
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罪深き者には、禍津日神が罰を与えると言われている。
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太古の昔、禍津日神たちが地上を支配していたという伝説がある。
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