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翳す

かざす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞頻度ランク #42257 · 青空 641
1
標準
to hold up over one's head
文例 · 用例
(疲れたる如く、手を額に翳す
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
が、其は衣絵さんが生きて居て、翳すのに、其の袖口がほんのり燃えて、白い手の艶が添はねば不可い…… 自分が遣ると狐の尻尾だ。
泉鏡太郎 銀鼎 青空文庫
吉い事には魔が翳すちゅうてなあ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
「そうだ――ああお銚子が冷めました、とこう、清葉が、片手で持って、褄の深い、すんなりとした膝を斜っかいに火鉢に寄せて、暖めるのに炭火に翳す、と節の長い紅宝王を嵌めたその美しい白い手が一つ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
燃えさしの燐寸をト棄てようとして水に翳すと、ちらちらと流れる水面の、他の点燈に色を分けて、雛の松明のごとく、軸白く桃色に、輝いた時、彼はそこに、姉を思った。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 清葉は声を曇らしながら、二階で弄んで欄干越、柳がくれに落したのを、袖で受けて膝に持った、銀地の舞扇を開いて立って、長火鉢の向う正面に、縁起棚の前にきらりと翳すと、お孝が、肩を落して、仰向いて見つつ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
其の間に、風呂敷は、手早く疊んで袂へ入れて、婦は背後のものを遮るやうに、洋傘をすつと翳す
泉鏡太郎 艶書 青空文庫
神職 (発き出したる形代の藁人形に、すくすくと釘の刺りたるを片手に高く、片手に鉄槌を翳すと斉しく、威丈高に突立上り、お沢の弱腰を※と蹴る)汚らわしいぞ!
泉鏡花 多神教 青空文庫
作例 · 標準
王は民衆の歓声に応え、王笏を高く翳した
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選手団の旗手は、開会式で誇らしげに国旗を翳して行進した。
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彼は勝利の証として、トロフィーを頭上に翳してみせた。
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2
標準
to hold over something
作例 · 標準
カードキーをドアのセンサーに翳すと、ロックが解除された。
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母親は熱を出した子供の額にそっと手を翳して熱を確かめた。
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彼はQRコードを決済端末に翳して、支払いを済ませた。
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水晶玉に手を翳すと、未来のビジョンが見えるという。
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3
標準
to hold up to shade one's eyes, face, etc.
作例 · 標準
夏の強い日差しに、思わず手を翳して空を見上げた。
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スタジアムの照明が眩しくて、選手はバイザーに手を翳しながらボールを追った。
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西日が差し込む部屋で、彼は本に手を翳して文字を読もうとした。
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