幻辞.com

宸影

宸影
名詞
1
標準
文例 · 用例
」と優しく言つて太政官は、ツカ/\と宿直室の隣りの御宸影奉安所の前へ進むと、白い幌の前に立つて、稍暫く祈念を凝らしてゐた。
上司小劍 太政官 青空文庫
妙法院所藏の後白河院宸影は又隆信筆と傳へらるゝ中最も名迹と稱せらるゝ者なり。
内藤湖南 日本の肖像畫と鎌倉時代 青空文庫
豪信法印の筆跡としては花園天皇の宸影殘れり、それに天皇の宸筆にて奧書せられし所と、豪信の系圖として傳はる所との間には、信實の子孫としての代數の相違を見出すも、尊卑分脈によりて其疑問は決せられ得べし。
内藤湖南 日本の肖像畫と鎌倉時代 青空文庫
即ち『歴代帝王宸影』、『攝關影』、『大臣影』是なり。
内藤湖南 日本の肖像畫と鎌倉時代 青空文庫
宸影の自分が見たるものは富岡鐵齋翁の所藏さるゝものにして、冷泉爲恭の寫し傳へたるものなり。
内藤湖南 日本の肖像畫と鎌倉時代 青空文庫