名水
めいすい
名詞頻度ランク #40994 · 青空 20 例
標準
famous mineral water
文例 · 用例
その草原から放生湖の方に流れている無名水の蘆の茂った水溜で、沢蟹を追っかけていた五六人の小供の群は、何時の間にか祠の前へ来て戦ごっこをしていたが、それにも飽いたのか皆で草の上に腰をおろした。
— 田中貢太郎 『放生津物語』 青空文庫
人の知った名水で、並木の清水と言うのであるが、これは路傍に自から湧いて流るるのでなく、人が囲った持主があって、清水茶屋と言う茶店が一軒、田畝の土手上に廂を構えた、本家は別の、出茶屋だけれども、ちょっと見霽の座敷もある。
— 泉鏡花 『瓜の涙』 青空文庫
その返礼として鼠鬚筆数本と、銅緑の筆架と、好物の茶と、恵山泉の名水幾瓶とを歐陽修から贈って来たものだ。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
) 水の講釈にかけては人一倍やかましい茶人達の事とて、あつちこつちの名水を瓶に入れて各自に持寄りをする事にきめた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
古へより名山名水は詩客文士の至宝なり、生命なり。
— 北村透谷 『松島に於て芭蕉翁を読む』 青空文庫
然れども造化の秘蔵なる名山名水は往々にして、韻高からず調備はらざる文士の為めに其粋美を失却する事あるを免かれず。
— 北村透谷 『松島に於て芭蕉翁を読む』 青空文庫
」「小日向第一の名水だよ」「拜見出來ませうか」「宜いとも」 案内されたのは、神津家の裏門の外。
— 彦徳の面 『錢形平次捕物控』 青空文庫
」「小日向第一の名水だよ」「拝見出来ましょうか」「いいとも」 案内されたのは、神津家の裏門の外。
— 彦徳の面 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
この山間部には、名水として知られる湧き水がある。
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名水で淹れたお茶は格別で、心が落ち着く。
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旅の途中で名水を見つけ、喉の渇きを癒した。
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ウィキペディア
名水(めいすい)とは、特に良好な水質と水量を保ち続けて古くから土地の財産となってきた湧水・地下水・河川などをいう。その水質の良さから茶の湯や酒造、稲作などで使われることも多くある。しかし「名水」といえる水の明確な基準は存在せず、ある分野では名水とされる水でも他の分野では目的の違いから悪水とされる場合もある。また、景勝地における名水などもあり、必ずしも飲用に適するわけでもない。
出典: 名水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0