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あぶな絵

あぶなえ
名詞
1
標準
suggestive, erotic, or indecent ukiyo-e woodblock print
文例 · 用例
浮世絵は、婦人の裾をチラ/\とみせるといふ意味で「あぶな絵」と呼ばれた時代から、松園氏の作品の人物の裾が拡がつてゐたからといつて、それを「あぶな絵」の翻訳されたものだなどゝはいふことはできない。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
あぶな絵のようなありさまの自分だから、それが男でなくて女であってくれればいいと思ったが、男であった。
林不忘 巷説享保図絵 青空文庫
節だらけでひび割れた柱には、湖竜斎の柱絵(みんなあぶな絵でありどれにもその一部に墨で黒くみだらな加筆がしてある)がべたべた貼ってあるし、派手な色柄の着物や下着をじだらくに掛け並べた壁にも、役者の大首や、縁起絵や、大阪のあぶな絵などが、貼られたまま裂けたり剥げかかったりしていた。
山本周五郎 雪と泥 青空文庫
あぶな絵を見たいね、彼女をモデルにして」「あぶな絵って、なんですか」「知らないか」「知りません」「部屋に布団が敷いてあってさ。
片岡義男 物のかたちのバラッド 青空文庫
作例 · 標準
その絵画館にはあぶな絵が隠されている。
美術史ではあぶな絵がタブー視される傾向がある。
学芸員はあぶな絵の展示方法について配慮する。
美術教育ではあぶな絵の芸術的価値と社会的影響を学ぶ。
ウィキペディア

あぶな絵(あぶなえ)とは江戸時代に描かれた浮世絵の様式のひとつ。女性の下肢などが露わになった「危ない」様子を描いた作品のことを指す。古くは享保の時代に遡るとも、それ以前から既に存在していたとも言われる。

出典: あぶな絵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0