丸一
まるいち
名詞
標準
bisected-circle seal
文例 · 用例
昔の江戸時代の日本人は、理髪店で浮世話や将棋をしながら、殆んど丸一日を暮して居た。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
「お嬢さん、」 とお蔦が懐しそうに、「もともと、そういう約束で別れたんですけれど、私の方へも丸一年……ちっとも便がないんですよ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
戦争が始まってからは丸一年になる。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
その年も暮れて、わたくしが二十一の春四月、夫がゆくえ不明になってから丸一年になりますので、兄の方から改めて離縁の相談がありました。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
……イ……今から丸一年目に……イ……今一度、ここで会おう。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
皆、彼、法螺丸一流の悪魔のような理解力と、記憶力を基礎として、彼一流の座談の妙諦を駆使した、所謂、巧妙な空小切手であるのみならず、三時間でも五時間でもタッタ一人で喋舌っておいて、そんな連中が帰ると直ぐに、あとから訪問して待っていた客に、「イヤ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
望月甚八郎、山県討死の処に乗入れて敗残の兵を引上げしめようとしたが、弾丸一度に九つも中り、脚と内冑を撃たれて果てた。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
二人は翌日を丸一日捜索のために費した。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
作例 · 標準
古い蔵から、丸一の紋が入った立派な長持が見つかった。
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この封筒の隅に押されている丸一の記号は、何かの識別番号だろうか。
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家紋を調べていたら、先祖が丸一の紋章を使っていたことが判明した。
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ウィキペディア
丸一株式会社 は、大阪府大阪市中央区に本社を置く、主に家庭用水回り製品の開発・製造・販売をおこなう企業である。
出典: 丸一 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0