烱然
烱然
名詞
標準
文例 · 用例
四階の屋根裏には、エリスはまだ寝ねずと覚ぼしく、烱然たる一星の火、暗き空にすかせば、明かに見ゆるが、降りしきる鷺の如き雪片に、乍ち掩はれ、乍ちまた顕れて、風に弄ばるゝに似たり。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
四階の屋根裏には、エリスはまだ寢ねずと覺ぼしく、烱然たる一星の火、暗き空にすかせば、明かに見ゆるが、降りしきる鷺の如き雪片に、乍ち掩はれ、乍ちまた顯れて、風に弄ばるゝに似たり。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
嗚呼劫火烱然として一たび輝けば、大千|旦に壞す、天地又何の常か之れあらん、想ふに彼の功業を竹帛に留めて盛名の※りなきを望むものは、其の痴之れに等しきを得んや。
— 高山樗牛 『人生終に奈何』 青空文庫