対抗意識
たいこういしき
名詞
標準
(sense of) rivalry
文例 · 用例
元来漢民族は共産主義に対し、日本人のように尖鋭な対抗意識を持たない。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
何としても、憎悪の念なしに対抗意識が自然とその方へ向いてゆく、親しい対象だった――感情的にも、思想的にも。
— 豊島与志雄 『傷痕の背景』 青空文庫
ただ存在するものへの否定、狂える対抗意識としてあらわれるのである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
キャラコさんは、しんみになってそれを聞いていただけのことだったが、それ以来、レエヌさんは、なにか、ひどく対抗意識をもっていろいろといどんでくる。
— 鴎 『キャラコさん』 青空文庫
あの時分には「対抗意識で仕事しましたね。
— 木村荘八 『小杉放庵』 青空文庫
対抗意識ばかり見たいなもんだ。
— 木村荘八 『小杉放庵』 青空文庫
今日の同人雑誌がその分量から云って盛大を極めているということは、一方に於て確かにブルジョア・ジャーナリズムに対する対抗意識がその主観的な動機となっているのだが、併し多くの場合、このブルジョア・ジャーナリズム反対ということにそれ程真剣な覚悟があるわけではない。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
ところで、こうなると、今まで宇垣大将を所謂自由主義や政党政治の多少の味方として力を入れていた世間、そして之に反対する軍主脳部乃至軍全般を革新的ウルトラ勢力として之に対抗意識を持っていた世間は、やや拍子抜けの観がなくはない。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
作例 · 標準
チームメイト同士、最初は仲が良かったけど、レギュラー争いが激しくなってからは、どうしても対抗意識が芽生えてしまったんだ。
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彼女はいつも僕の成績を気にしていて、僕も負けじと頑張るうちに、いつの間にか強い対抗意識を持つようになっていた。
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あの二人の間には、言葉には出さないけれど、確かな対抗意識がある。まるでスポーツの試合みたいだよ。
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