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来姿

らいすがた
名詞
1
標準
文例 · 用例
しかしヘクトーはそれ以来姿を隠したぎり再び宅へ帰って来なかった。
夏目漱石 硝子戸の中 青空文庫
横浜以来姿が見えませんぜ」「ムフムフ。
夢野久作 難船小僧 青空文庫
何故と申すに他でもない大鳥井紋兵衛を苦しめた得体の知れなかった妖怪も、一度そちが見舞って以来姿を潜めたというではないか。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
すると外から戸をとざされ、自分はこの家へ監禁され、娘はそれ以来姿を見せない。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
来姿の好いと云ふのは揚肥よりも趙痩を指したものらしい。
芥川龍之介 鷺と鴛鴦 青空文庫
この児は去年の暮以来姿を見せぬ妙子のことを、仕事が忙しいのであろうと云う風に聞かされて来たのであるが、それでもお春から事情をあらまし知らされていたし、又或る程度は知っていてくれる方が母にも都合の好いことがあった。
下巻 細雪 青空文庫
百年以來姿を見せなくなつた書物を探し出す方法があると言ふのだね。
折口信夫 死者の書 續篇(草稿) 青空文庫
3.一同は歡喜して僕を迎へる、實際數年來姿を見せなかつたのだから[hell は offen ――むき出しの、あらはの意]。
關口存男 新獨逸語文法教程解説 青空文庫