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弾呵

たま呵
名詞
1
標準
文例 · 用例
青年が「仏教、仏教」と口で言い、心に思い込んで居る考えは、決して仏教ではなかった、否、却って教主釈尊より弾呵を受ける資格のある空亡外道の思想であった。
岡本かの子 褐色の求道 青空文庫
又仏法から云っても是の如く慈悲の念のみの亢張するのが必ずしも可なるのでは無く、場合によっては是の如きは魔境に墜ちたものとして弾呵してある経文もあるが、保胤のは慈念や悲念が亢ぶって、それによって非違に趨るに至ったのでも何でもないから、本より非難すべくも無いのである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
魏子はこの書において、その時代までのあらゆる仙術の外道を弾呵し、不老不死ということは、けっきょく精神的に生死一如の境界に入ることであって、肉体的の不老不死を願う各種の妖術は、全くの迷妄にすぎないことを明示した。
――『仙書参同契』の解説―― 古代東洋への郷愁 青空文庫
しかも五行家というのは誤りであって、『周易参同契』は決して五行家の書ではなく、むしろそれを弾呵している書である。
――『仙書参同契』の解説―― 古代東洋への郷愁 青空文庫
生を否定してゐるに近い佛教ですら自殺は禁ぜられてゐて、釋迦存生當時厭世觀の極點に立つて、獵師であつたものに自分を殺させた者、その他の自殺をはかつた者等が釋迦の彈呵を被つたことは記録に明らかである。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫