担ぎ上げる
かつぎあげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to carry up
文例 · 用例
」「あっ」と云うと二、三人、衣裳のまま飛び込んだが忽ち武右衛門を担ぎ上げる。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
転覆でもしようもんなら大変よ」「ハハハハこれを二十五円で売りつけられる阿爺も阿爺だが、それをまた二階まで、えっちらおっちら担ぎ上げる御前も御前だね。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
多くの批評家も亦、彼を故らに担ぎ上げることこそしないが、彼の作品には絶えず好意を寄せてゐる、云はば、かういふ作家もあつていいといふ作家の一人に違ひない。
— 岸田國士 『トリスタン・ベルナアルに就いて』 青空文庫
下ろすのも厄介だが、また担ぎ上げるのが骨だ。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
加十は、おッと奇妙な声を発し、あわてて花を長椅子の上に担ぎ上げると床の上に坐り込み、ぐったりと垂れた花の手を揺すりながら、埓もなく、お花さんお花さんと連呼する。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
第九 右の遺骸安置の場所は大菩薩峠の上あたりに越したことはなかろうけれども、あそこまで担ぎ上げるのが難儀とあらばその麓あたりのなるべく人家に遠い処でもよろしい、故郷の地は断じていけない、若し必要があるならば、頭髪でも少し切って故郷には届けてやるがよろしい。
— 中里介山 『生前身後の事』 青空文庫
日本の民衆生活に世界的感覚がつちかわれていないためにまた、社会史の上でヨーロッパ市民との間にくいちがいがあるために、或る場合、或る種の人々が、一定の利害を合理化すために外国作家をかつぎあげることがはやった。
— 宮本百合子 『序(『歌声よ、おこれ』)』 青空文庫
社会主義的の思想傾向を、人類の追求してやまない善人の求道心の一発露として、通観した場合、現代のソシアリストの叫ぶような闘争的金果玉葉とかつぎあげる浅薄さに陥れるだろうか。
— 一九二二年(大正十一年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
男三人がかりでようやく、巨大な庭石を新しい台座の上に担ぎ上げることができた。
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重いタンスを狭い階段から二階まで担ぎ上げるのは、さすがに腰にくる重労働だった。
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「よいしょっと、これくらいの荷物なら一人で肩まで担ぎ上げるから大丈夫だよ。」
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標準
to elevate (someone) to a high position
作例 · 標準
彼は本人の意思とは裏腹に、周囲から次期会長候補として強引に担ぎ上げられてしまった。
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若くしてリーダーに担ぎ上げられた彼は、その重圧に耐えながら懸命に組織をまとめた。
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「みんなで彼を代表に担ぎ上げようって決めたんだから、最後までしっかりサポートしようぜ。」
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