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山幸

やまさち
名詞
1
標準
food of the mountains (wild game, mountain vegetables, mushrooms, etc.)
文例 · 用例
そうしてさらにまた山幸彦・海幸彦の神話で象徴されているような海陸生活の接触混合が大八州国の住民の対自然観を多彩にし豊富にしたことは疑いもないことである。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
この本は友人郡山幸男君の經營してゐた新聲社といふのから出したのであつたが、程なく閉店したゝめ、同君の手により他の何とかいふ本屋の手にその紙型は渡つて今でも其處から出版されてゐるさうである。
野蒜の花 樹木とその葉 青空文庫
それから磐司には日々つづいて大きな山幸がある。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
だから山にいって磐司磐司磐司と三遍唱えれば山幸があり、他人の術を呪うと思わば万治万治と唱えたらその人の鉄砲がいっこう当たらぬということである。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
万治は山の神さんに詛われてそれからいっこう山幸がなかったという由来にもとづいたことである。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
このほかにも磐次という名まえの狩人の情けによって首尾よく安産した不浄の女性、じつは山神さんが、その報謝のしるしに豊かな山幸をその人に与えたという話(2)が他にもあるがあまりながくなるから、まずこのくらいのことにしてこの話の終りとする。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
奥山深谷で美女から、じつは山神さんから赤子を抱かせられて、かかる力量やまたは他の幸運、すなわち山幸やふいの宝物などを授けられたという話はだんだんにあります。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
この女神かどうかわからぬが、この山にも美しい女人の山神さんが、磐司という狩人のために赤子を産んで、この男を神技に近い狩りの名人とし、非常な山幸をえさせたという主題の話もあります(「磐司磐三郎の話」参照)。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
作例 · 標準
冬の食卓には、採れたての山幸を使った料理が並んだ。
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彼は山幸を求めて、毎週のように山へ出かける。
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この旅館では、旬の山幸をふんだんに使った会席料理が楽しめる。
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