姓名不詳
せいめいふしょう
名詞名詞-の形容詞
標準
unidentified
文例 · 用例
おまけにホテルの支払まで済まされて姓名不詳扱いにされていれあ世話はない。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
夕方僕の下宿を訪ねてくる姓名不詳の人物がある。
— 坂口安吾 『市井閑談』 青空文庫
説明して貰えないかしら」「その判断は君の常識に委そう」「分っていることは、姓名不詳の密航者は流星号の中に停ることを許されず、その日の二十三時に、外へ追放されたんだ。
— 海野十三 『断層顔』 青空文庫
僕の知りたいのは、姓名不詳氏がどう処理されたかということだ。
— 海野十三 『断層顔』 青空文庫
筆者は、右の事情を前書きすることに依って、この「娘道成寺殺人事件」の紹介を終り、姓名不詳の作者が希望していたであろう通りに、その全文を探偵小説愛好者諸氏の御批判に捧げる。
— 酒井嘉七 『京鹿子娘道成寺』 青空文庫
作例 · 標準
事件現場の近くで保護された少年は、ショックのせいか一言も話さず、依然として姓名不詳のままだ。
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その身元不明の遺体は、警察の懸命な捜査にもかかわらず、姓名不詳として無縁仏に葬られた。
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古い墓地に行くと、風化して文字が読めず、姓名不詳となってしまった墓石がいくつも並んでいる。
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