采女
うねめ
名詞
標準
maid-in-waiting (ritsuryō system)
文例 · 用例
」「十六」「名前は」「采女子」 問答は必要なことを応答するやうな緊密さで拍子よく運んだ。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
そのとき伊勢の生まれの三重采女という女官が、天皇におさかずきを捧げて、お酒をおつぎ申しました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
采女はそれとも気がつかないで、なおどんどんおつぎ申しました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
天皇はふと、その木の葉をご覧になりますと、たちまちむッとお怒りになって、いきなり采女をつかみ伏せておしまいになり、お刀をおぬきになって、首を切ろうとなさいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
采女は、「あッ」と怖れちぢかんで、「どうぞ命だけはお許しくださいまし。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
下の枝の葉は采女が捧げたおさかずきの中へ落ち浮かんだ。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
これはきっと、後の世までも話し伝えるに相違ない」 采女はこう言って、昔からの言い伝えを引いておもしろく歌いあげました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
天皇はこの歌に免じて、采女の罪を許しておやりになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
采女(うねめ/さいじょ)とは、後宮の女官の職役名。中国における采女(さいじょ)は、前漢以降の王朝にみられる職制(ただし唐制にはみられない)。 日本における采女(うねめ)は、朝廷において、天皇や皇后に近侍し、食事など身の回りの庶事を専門に行った女官のこと。平安時代初頭までの官職。
出典: 采女 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0