俗輩
ぞくはい
名詞
標準
worldlings
文例 · 用例
俗輩どもを無視する作家としての誇りを、紅葉は自身の文学的感覚、教養に認めるしかなかったのであるが、ヨーロッパ文学は未だ彼の血となり切っておらず、境遇的事情もあって、彼は自身を通人として、文人として伝統の裡に活かしめたのであった。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
今日の歌界に於ける諸氏は愚蒙の群中に一頭地を拔きたるために先鞭者の名をこそ負へれ他日歌界一般に進歩したる時、空しく人後に落ちて陳腐好きの俗輩と伍せられざらん事を祈るなり。
— 正岡子規 『萬葉集を讀む』 青空文庫
わたくしども、紛々たる論議に、幼児の聖純を失った俗輩は、深く打れるところがある。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
何にも読まず、何にも理解せず、何にも学ぼうとせず、ただいたずらに苦々しい無用な悪口を言うことばかりを知ってる、癇癪もちの俗輩です。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
ところが、僧正は、(古今、詩歌に罪を問われたる例なし、また、詩歌のこころは、俗輩の審議に向って、説明はなし難し)と、いって、参内の召しに、応じようともしないのである。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
作例 · 標準
高貴な身分を鼻にかける俗輩とは、関わりたくない。
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彼の周りには、常に利益を求める俗輩が集まっていた。
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俗輩の言葉に耳を傾ける必要はない。
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