殻むき
からむき
名詞
標準
shelling (e.g. of eggs, nuts, crabs and such)
文例 · 用例
顔を血だらけにして泥まみれになった佐藤の跡から仁右衛門が這入って来るのを見ると、佐藤の妻は訳を聞く事もせずにがたがた震える歯を噛み合せて猿のように唇の間からむき出しながら仁右衛門の前に立ちはだかって、飛び出しそうな怒りの眼で睨みつけた。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
楽器の中のマニラ人の黒い皮膚からむき出る歯。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
一九二七年にかかれた「嘲る」という短篇は、大正末から昭和のはじめ頃のアナーキストの群の生活感情、ものの考えかたを、そのうちに息づいた女の側からむき出しに描いていて、これまでの婦人作家の文学にない世界を展開した。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
毛ば立った皮からむき出た牛蒡の種の表面には、蒔絵に似た模様が巧緻な雲形の線を入れ、蝋燭豆のとろりと白い肌の傍に、隠元が黒黒とした光沢で並んでいる。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
訶和郎を抱き上げようとして身を蹲めた奴隷は、足音を聞いて背後を向くと、反絵の唇からむき出た白い歯並が怒気を含んで迫って来た。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
「うちの先生、本にないのばア教へてむつかしいけエなう」 何時もの癖のやうに八ツ口からむき出しの両腕を出して、「おほけに」と由のひざの荷物を持つて立ち上ります。
— 林芙美子 『小さい花』 青空文庫
私は、裸に近い自分に赤面してしまって、とにかく、着物もないのですからむき出しのひざ小僧へ手拭をあてて縁側へ坐って挨拶しました。
— 林芙美子 『文学的自叙伝』 青空文庫
酒を飲むと、肌に赤味がさして、白い半袖からむき出した、すくすくとのびた腕が、ゆき子の眼をとらへる。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
作例 · 標準
ピーナッツの殻むきは、ビールを飲みながらやると楽しい。
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このカニは殻むきが大変だけど、その分美味しいんだよね。
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ゆで卵の殻むきが苦手で、いつもボロボロにしてしまう。
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工場では、効率的な殻むき機械が導入されている。
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