帯革
おびかわ
名詞
標準
leather belt
文例 · 用例
草は腰の帯革をかくすくらいに長く伸び茂っていた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
追いつかれるから」 大臣の子は決心したように剣をつるした帯革を堅くしめ直しながらうなずきました。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
そして懐中電灯の光でてらしだしたのは、死人の腹にまいてある幅の広い帯革であった。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
彼は眼敏くガワの帯革についている短剣が鞘ばかりになっているのを見出した。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
絹の上衣、刺繍のしてあるチヨキ、帯革に金剛石を鐫めた靴、この総ては随分立派で、栄耀に慣れた目をも満足させさうに見える。
— BALTHASAR ALDRAMIN. KURZE LEBENSGESCHICHTE AUS DEM ALTEN VENEDIG. 『復讐』 青空文庫
岡田はその日の行軍の途中、いつの間にか帯革ごと剣や弾盒も棄て、兵隊の魂、陛下の銃と事毎に強調される小銃さえなくしていた。
— 田中英光 『さようなら』 青空文庫
車輪に硝子に樹脂に煙草、帯革、玉葱、そのほか百姓道具が一式……これでは財布に三十両あつても、市の品ひと通り買ふことは出来まい。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
ほら、あの長い並木道が、まるで延ばした帯革のように、何処までも真直ぐに続いて、月夜の晩にはキラキラ光る。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
(machine) belt
作例 · 標準
例句