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綿雪

わたゆき
名詞
1
標準
large snowflakes
文例 · 用例
町へ入るまでに日もとつぷりと暮果てますと、「爺さイのウ婆さイのウ、 綿雪小雪が降るわいのウ、 雨戸も小窓もしめさつし。
泉鏡花 雪靈續記 青空文庫
町へ入るまでに日もとっぷりと暮果てますと、「爺さイのウ婆さイのウ、 綿雪小雪が降るわいのウ、 雨炉も小窓もしめさっし。
泉鏡花 雪霊続記 青空文庫
硝子窓越しにチラチラ光る綿雪を見遣りながら……。
夢野久作 復讐 青空文庫
幻燈のにほひわが友よ、わが過ぎし少年の友よ、汝は知るや、なつかしき幻燈の夜を、ほの青きほの青き雪の夜景を、――水車しづかにすべり、霏々として綿雪のふる。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
まだ暮れたばかりなのに、綿雪が深々と降りこめて、夜更けのやうに静かだ。
林芙美子 「リラ」の女達 青空文庫
駄目ですわ、苦しむばかしですものウ‥‥」 小豆色の女の肩に、綿雪が柳の葉のやうに降りかゝつてゐる。
林芙美子 「リラ」の女達 青空文庫
女達は、お粒の変にからんだ高話をきいてゐたが、恰度、直子がふつさりとした髪の毛に綿雪をつけたまゝ這入つて来たので、そのまゝまた雀をどりの唄をつゞけるのであつた。
林芙美子 「リラ」の女達 青空文庫
直子は沈黙つたまゝ壁鏡に向かひ、ハンカチで頭髪の綿雪を拭きながら、背を射てゐるお粒の眼を痛く心に感じた。
林芙美子 「リラ」の女達 青空文庫
作例 · 標準
夜中から降り始めた綿雪が、朝にはあたり一面を白く覆っていた。
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子供たちは、手のひらに落ちてくる綿雪の大きさに歓声をあげた。
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窓の外には、静かに綿雪が舞い落ちていた。
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