壁外
へきがい
名詞-の形容詞
標準
outside a wall
文例 · 用例
はじめ小県が、ここの崖を、墓地へ下りる以前に、寺の庫裡を覗いた時、人気も、火の気もない、炉の傍に一段高く破れ落ちた壁の穴の前に、この帯らしいものを見つけて、うつくしい女の、その腰は、袖は、あらわな白い肩は、壁外に逆になって、蜘蛛の巣がらみに、蒼白くくくられてでもいそうに思った。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
「よしッ、あの松の木の見える白壁屋敷のこっ側へ舟をつけろ」 のみならず、舟|龕燈を船頭から借りうけて、ぬうと枝を壁外にくねらしている松の木の下に近づいていくと、しきりに白壁の表を見照していましたが莞爾として大きな笑みをみせると、とつぜん伝六にいいました。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
彼は他のハンセン患者と一緒に都市城壁外のハンセン病療養所に住みすべての人たちは生きて行くのに慈善にのみよった。
— Civilization And Disease (1943) 『文明と病気』 青空文庫
作例 · 標準
調査兵団は人類の未来を懸けて、巨人が徘徊する壁外へと進出した。
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城壁の内側は平和そのものだが、一歩壁外に出れば盗賊が跋扈する危険地帯だ。
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厳重な警備に守られた収容所の壁外で、家族が帰りを待ち続けている。
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