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内輪

ないりん
名詞頻度ランク #19623 · 青空 654
1
標準
inner ring (e.g. washer)
文例 · 用例
「御屋敷方の内輪のことに、わたくしどもが首を突つ込んぢやあ惡うございますが、いつそこれはわたくしにお任せ下さいませんか。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
舷の触れ合う音、とも綱の張る音、睡たげな船の灯、すべてが暗く静かにそして内輪で、柔やかな感傷を誘った。
梶井基次郎 冬の蠅 青空文庫
この婆さんから色々の客の内輪の話も聞かされた。
寺田寅彦 青空文庫
もちろん毒殺とあれば、何か知らん蔵元屋の内輪の紛糾から起った話に間違いないが、その肝腎の蔵元屋の内輪の様子がちっともわからん。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
無理もないわい」「何を言うにもあの蔵元屋と言うのは、黒田五十五万石の御用金を扱うておる信用第一の店じゃけに、よほど秘密を口禁っとると見えて、イクラ上手に探りを入れても丁稚、飯炊女に到るまで、眼の球を白うするばっかりで、内輪の事と言うたら一口も喋舌り腐らん」「それはその筈じゃ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
そこへ起った今度の騒動じゃけに、そこには何かヨッポド切羽詰まった内輪の事情が在っての事……とまでは察しられるが、その事情を察する手がかりが一つもないので難儀しよるたい。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
襟半の内輪を知り抜いとる私が証人に立っても宜え。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
六分は他人、四分内輪の貧乏神と行きまっしょうかい。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫