片手間
かたてま
名詞頻度ランク #35693 · 青空 158 例
標準
spare time
文例 · 用例
つまり、長男の道樂は、次男三男の酒亂の如くムキなものではなく、ほんの片手間の遊びである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
家庭の主人公なるが如く心得、家庭の事は、男子の片手間の事業かの如く考えて居るのが、今日家庭を説くものの理想らしいが、これが大間違の考と云わねばならぬ。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
一冊三円で頂戴いたしましたが、例の通り店番の片手間にここに座ってよく調べてみますと驚きましたね。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
私はウトウトする片手間に、モセイ君のホッソリした身体を黒ビロードずくめの服で包んでみた。
— 夢野久作 『怪青年モセイ』 青空文庫
内職の片手間に、近所の小女に、姉が阪東を少々、祖母さんが宵は待ぐらいを教えていたから、豆煎は到来ものです。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
――否、最う片手間の、あの、些少の真似事でございます。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
恩地の台所から音信れたら、叔父には内証で、居候の腕白が、独楽を廻す片手間に、この浦船でも教えてやろう。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
かつて深川で左褄を取っていた師匠は、万事ゆったりしたこの町の生活気分が気に入り、大弓場の片手間に、昔し覚えこんだ清元の稽古をして約しく暮らしているのだったが、深川女らしく色が黒く小締まりだったが、あの辺の芸者らしい暢気さもあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
「宿題の片手間にテレビを見るのはやめなさい。集中できないでしょ」
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彼は本業の片手間に小説を書き続け、ついに新人賞を受賞するという快挙を成し遂げた。
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「そんな片手間にやっているような練習じゃ、レギュラーなんて到底無理だよ」
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