ずぼり
ずぼり
副詞副詞-と
標準
vigorously
文例 · 用例
三人のはだかん坊は、ずぼりずぼりと水の中にすべりこみ、たらいのふちにつかまりました。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
ところがどうでしょう、私たちは泳ぎをやめると一しょに、三人ながらずぼりと水の中に潜ってしまいました。
— 有島武郎 『溺れかけた兄妹』 青空文庫
茶の鳥打をずぼりと深く、身の丈を上から押込んだ體に被つたのでさへ、見上げるばかり脊が高い。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
三人の裸ん坊は、ずぼりずぼりと水の中にすべりこみ、盥のふちにつかまりました。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
が、其の頭へ、棕櫚の毛をずぼりと被る、と梟が化けたやうな形に成つて、其のまゝ、べた/\と草を這つて、縁の下へ這込んだ。
— 泉鏡太郎 『人魚の祠』 青空文庫
頭からずぼりと黒い奴で、顔は分んねえだが、こっちを呼びそうにするから、その後へついて行くと、石の鳥居から曲って入って、こっちへ来ると見えなくなった―― 俺あ家へ入ろうと思うと、向うの百日紅の樹の下に立っている……」 指した方を、従七位が見返った時、もうそこに、宮奴の影はなかった。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
と思うと、ずぼりと出る。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
雪の厚いところも、だいぶ軟かになっていて、わたくしはとき/″\ずぼりと腰の辺まで雪の中へ踏み込みます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
大きな穴を掘るために、シャベルを地面にずぼりと力強く突き立てた。
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豪快な力士が、相手の懐にずぼりと深く飛び込んでいった。
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巨大な氷塊に、ピッケルをずぼりと打ち込んで足場を作る。
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