無文
むもん
名詞-の形容詞名詞
標準
unpatterned (e.g. clothes, pottery)
文例 · 用例
ひとり文界の浪士のみ之を占むるにあらず、無名の詩人、無文の歌客、こゝやかしこにさまよふめり。
— 北村透谷 『客居偶録』 青空文庫
故律無文(『讀例存疑』卷卅七)。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
無文字の婆さんは、直覚的に、適当な時機と場所とを選んで、適当な種を蒔く。
— 石川三四郎 『百姓日記』 青空文庫
今時の師学|倶に生死岸頭に於て遊戯し、荊棘林中に大自在を得る等と、当土なしの虚言を吐て、又傍には不立文字不在言句上、無義無味無文無句、公案は参ずるのみ、義解して講ずべからず、と云ふ。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
無文の太刀 重盛は、未来を予見する不思議な能力を持っていた。
— 第三巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
それは、小烏どころか大臣葬のとき使われる無文の太刀だったからである。
— 第三巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
この私の心遣いなのじゃ、そなたも一目でおわかりのはずじゃが、これは大臣葬の時用いる無文の太刀じゃ。
— 第三巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
無文字、唯刻木結繩、敬佛法、於百濟求得佛經、始有文字、知卜筮、尤信巫覡。
— 魏徴 『隋書倭國傳』 青空文庫
作例 · 標準
派手な装飾を好まない彼は、無文のシンプルな陶器を愛用している。
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格式高い茶会では、あえて無文の着物を選ぶことで控えめな美しさを演出する。
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縄文時代の中期以降、装飾が削ぎ落とされた無文の土器が見られるようになった。
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