白鶴
はくつる
名詞
標準
Hakutsuru (brand of sake)
文例 · 用例
かれは未だ二十二歳の筈であるが、その、本郷の下宿屋の一室に於いて、端然と正座し、囲碁の独り稽古にふけっている有様を望見するに、どこやら雲中白鶴の趣さえ感ぜられる。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
屡見るのは福翁、白鶴、金霞、○○正宗、それに波に日の出の朝日ビール。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
灘の銘酒、白鶴を、白鶴と讀み、いろ盛をいろ盛と讀む。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
白鶴、富久娘の膏を湛えた、友染の袖の池に、錦の帯の八橋を、転げた上で泳ぐがごとき、大それた溺れよう。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
王之を痛み、大きな冢を作つて金鼎玉杯銀樽等の寳と共に葬むり、又呉の市中に白鶴を舞はし萬民が觀に來たところ、其男女をして鶴と共に冢の門に入らしめ機を發して掩殺した。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
白鶴一 むかしから鶴といへば、亀はつきものだが、その亀は詩人白居易が自分の弟子に示した詩の一つに、「亀は生れつき馬鹿者だ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
漱石が彼の最大のリアリズムで「明暗」を書きつづけつつ、その人生の脂っこさ、塵っぽさにやり切れないから、一日に一つは漢詩をつくって息をぬくのであると云って、白鶴に乗じて去るというような境地に逃げたことは、明治大正のヨーロッパ化した文学精神における文人気質の何を語っているであろうか。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
(老学庵筆記、巻二)○東坡の詩は白鶴峰新居欲成夜過西隣※秀才二首と題せるものの一。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
作例 · 標準
父はいつも夕食時に、白鶴の辛口日本酒をゆっくりと味わっている。
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お土産には、友人から勧められた白鶴の純米大吟醸を選んだ。
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白鶴は、兵庫県灘五郷に蔵を構える日本を代表する酒造メーカーだ。
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