極密
ごくみつ
名詞形容動詞
標準
absolute secrecy
文例 · 用例
彼等をここに至らしめた何よりもの原因は、彼等が伝統的に「常識」として持っている封建的残滓なのであって、夫がファシズムのテーゼで重大な役割を占める処の国家とか国民とか民族とかいう情緒的な範疇と、至極密接な親和関係を持っているからである。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
よく落ちついて話しておくれな」「だから……今朝、あっしが、極密に、お袖さんだけにはと、そっと話したじゃありませんか」 と、うしろの戸口をキョトキョト見て――「お犬小屋の一件さ」「あ。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
そこで極密のうちに諸陣の兵を収め、万端ととのえおわって、翌夜しずかに総引揚げを開始した。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
すでに、この十二月二十四日には、鎌倉表の評定で、後醍醐のご処分を、 隠岐ノ島へ と、配流の決定をみていたのであり、それの御裁可を仰ぐ手続きが、もう極密裡に、後伏見院、花園院の二上皇のお手もとまで差し出されていたのだった。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
なにか極密な打ちあわせでもあるらしい。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
いずれ庁へも罷るが、仲時どのへは、よしなに」「探題殿にも、ちょうど、鎌倉の御使長井縫之助殿とのお打合せやら何やらで、今は暇もないゆえ、他日ゆるりと、小松谷のご自邸へでもお招きしたいものと申しておられました」「長井が上洛中なのか」「極密の御用とやらで」「それは、さぞ」 高氏は自分へうなずいた。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトの詳細は、極密事項であり、外部への情報漏洩は絶対に許されない。
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国家機密に関する調査は、極密裏に進められた。
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二人は、誰にも知られないように、極密な手段で連絡を取り合っていた。
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