埃っぽい
ほこりっぽい異読 ホコリっぽい
形容詞
標準
dusty
文例 · 用例
町には平凡な商家が並び、どこの田舎にも見かけるような、疲れた埃っぽい人たちが、白昼の乾いた街を歩いていた。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
私は埃っぽい丸善の中の空気が、その檸檬の周囲だけ変に緊張しているような気がした。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
今と同じような薄暗さ、うすら冷たさ、埃っぽいにおいの中で、前世の己は、忽然と、前々世の己の生活を思出す…… 彼はぞっとした。
— 中島敦 『木乃伊』 青空文庫
何でも鉄道局との打ち合せも済んでいたものと思われたし、東京の旅客課のK君も附いていることなり、や、お疲れさま、どうぞとあったので、そこで一同が安心して鞄を投げ出し、埃っぽい編上げの紐も解いたのである。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
あとは傷が多くどうも埃っぽいし、染みもいくつかある。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
埃っぽい街道では、重い荷を積んだラバが列になり、西に鼻先をそろえて進んでいた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
時は蒸し暑くて、埃っぽい七月下旬の夕方、そうだ一九一二年頃だったと覚えている。
— 葉山嘉樹 『淫賣婦』 青空文庫
それは白くかわいた埃っぽい道である。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
作例 · 標準
古い倉庫の中は、カビ臭くて「埃っぽい」匂いがした。
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「埃っぽい」家具を拭きながら、昔のことを思い出した。
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「あー、この図書館、なんか「埃っぽい」ね。窓が開いてないのかな?」
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