奥羽
おうう
名詞
標準
Ōu (the two former provinces of Mutsu and Dewa)
文例 · 用例
奥羽、北国の町にも彼の放浪の範囲は拡張された。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
奥羽線に乗りかえて、それから弁当を買った。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
翌朝八時、青森に着き、すぐに奥羽線に乗りかえ、川部という駅でまた五所川原行の汽車に乗りかえて、もうその辺から列車の両側は林檎畑。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
永慶軍記といふ古書にも、「奥羽両州の人の心、愚にして、威強き者にも随ふ事を知らず、彼は先祖の敵なるぞ、是は賤しきものなるぞ、ただ時の武運つよくして、威勢にほこる事にこそあれ、とて、随はず。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
山は奥羽山脈の支脈の梵珠山脈である。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
津軽の陸奥に属せしは、源頼朝奥羽を定め、陸奥の守護の下に附せし以来の事なるべし。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
「奥羽とは奥州、出羽の併称で、奥州とは陸奥州の略称である。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
喜田博士は、さらに奥羽の沿革を説き、「頼朝の奥羽平定以後と雖も、その統治に当り自然他と同一なること能はず、『出羽陸奥に於いては夷の地たるによりて』との理由のもとに、一旦実施しかけた田制改革の処分をも中止して、すべて秀衡、泰衡の旧規に従ふべきことを命ずるのやむを得ざる程であつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
例句