早立ち
はやだち
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
early-morning departure
文例 · 用例
おそらく最早立ち直つて然るべき時機であり、間もなく「黒谷村」以上の佳作は出現出来るであらうと予期してゐる。
— 牧野信一 『浪曼的時評』 青空文庫
江戸へ来るなら来るとお便り位さきによこしておきそうなものなのに、忙しいお身体の兄さんがまた、何しに来たんでござんしょう」「何の用だか知らないが、今朝、早立ちしたと言ってたよ。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
そうすると廊下で早立ちの客に逢った。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
部屋には帰って見たが、早立ちの客の外は、まだ寐静まっている時なので、火鉢に火も入れてない。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
――とまあ、おれは考へたが、さて何時までも便々と、こんな茶番も見ちやゐられ無えから、わざと音をさせて梯子を下りの、上り口へ荷物を抛り出して、「おい、番頭さん、私は早立ちと出かけるから、ちよいと勘定をしておくんなせえ。
— 芥川龍之介 『鼠小僧次郎吉』 青空文庫
が、婆さんの行った後には、もう早立ちの旅人と見えて、伴の下人に荷を負わせた虫の垂衣の女が一人、市女笠の下から建札を読んで居るのでございます。
— 芥川龍之介 『竜』 青空文庫
敵をもつ身はただの旅人にも増して早立ち早泊りが必要である。
— 直木三十五 『鍵屋の辻』 青空文庫
(もう、そろそろ早立ちの旅人の通る時分だろう) 吉右衛門は、橋番所から怪しまれないように、人通りのあるのを、待とうと思って、人家の軒下へ入ってしまった。
— 直木三十五 『寺坂吉右衛門の逃亡』 青空文庫
作例 · 標準
明日は早立ちなので、もう寝なければならない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
旅行の最終日は、混雑を避けるため早立ちすることにした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
山登りの日は、ご来光を見るために早立ちが必須だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash