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置き方

おきかた
名詞
1
標準
setting
文例 · 用例
朝起きて顔を洗う金盥の置き方から、夜寝る時の寝衣の袖の通し方まで、無意識な定型を繰返している吾人の眼は、如何に或る意味で憐れな融通のきかきぬものであるかという事を知るための、一つの面白い、しかも極めて簡単な実験は、頭を倒にして股間から見馴れた平凡な景色を覗いて見る事である。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
部屋にゐても本棚の本が曲つてゐたり、掛物が横になつてゐたり、物の置き方が宙ぶらりんになつてゐたり、障子が破れてゐたりほこりが落ちてゐたりするととても氣になつて仕方がないのである。
南部修太郎 自分の變態心理的經驗 青空文庫
畢竟蓄音機をきらいなものとするか、おもしろいものとするかは聞く人の心の置き方でずいぶん広い範囲内でどうにもなるものだろうと思う。
寺田寅彦 蓄音機 青空文庫
それ故に、その部屋の内の色々の物の置き方も俗に云ふ畳の目なりに置けば都合が宜しいのである。
幸田露伴 些細なやうで重大な事 青空文庫
これはたゞ物の置き方の話であるが、物の積み方もさうで、小さい物を下にして大きい物を上に積めば、その結果は甚だ宜しくない。
幸田露伴 些細なやうで重大な事 青空文庫
つもっても、ごろうじましな」 それから膝に権威附けた手の置き方をして、「しかし、ねえ、若旦那。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
バンドは白くて几帳面な置き方と共に何となく子供らしい所作に感じさせられます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
二段組の版面の置き方や、改行なしでぎっちりと詰め込んだ組み方も手写本にならっています。
富田倫生 本の未来 青空文庫
作例 · 標準
例句